浅葱色に射す一筋の光


    スパンッッッ!!!


   総司「………何ですか……」


   翔「大丈夫?暑くない?怠くない?」


     総司「大丈夫です」


  翔「私はずっと総司の傍にいるから…あと…もし麻呂と戦うことになったら…私に戦わせてもらうから」


  総司「…ダメです!彼は強い…死にたいんですか?」


  翔「…かもね…これは許可じゃないから…私のケジメだから…じゃ…夕方にね…」




   ーーーーーーーーーーーーーー




  7時頃…

  翔「会津は来ません…全てが片づいた頃訪れます」


   土方「そうか…近藤さん!!!」


  近藤「よし!行くぞ!斉藤…何事もなければ駆けつけてくれ!」


       斉藤「承知」


  私達は池田の前に身を潜めていた…。


  総司「やはり此方が当たりの様ですね…」


    翔「総司、ポカリ飲んで!」


     総司「はい。母上」


  翔「………それ止めてくれない?」


  総司「ククク。良いじゃないですかぁ」


     近藤「行くぞ!!!」


      スパンッッッ!!!


  近藤「御用改めである!!手向かう者は容赦なく切り捨てる!!!」


  池田屋の店主らしき男が二階へ駈けていくのを近藤が切り捨てた…


  総司と翔、土方、近藤は二階へ駆け上がると、奥の部屋から刀を持った男達が奇声を発しながら駈けてきた。



  4人で斬り伏せながら奥の部屋へと進んで行った。




   
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