浅葱色に射す一筋の光
禁門の変






  もうすぐ…禁門の変…


   あ~~~~~~~っっっ!!!


    最大の失態に気付いた翔………


  禁門の変でゴタゴタしてる時に古高を逃がそうとしてたが…禁門の変で挙兵するのは……久坂 玄瑞じゃね?

  止めるの無理じゃねぇ~~~か!!!


  自分の馬鹿さ加減に嫌気がさした


  土方「俺が仕事してんのに…ゴロゴロしてんじゃねぇ~~~~~~よ!!!」


   翔「…私…馬鹿だっっっ!!!」


  土方「…お前…今まで…気付いてなかったの…か?俺は…心底驚いた…」


      翔「殺すよ?」


  土方「俺に勝ったことないお前がか?」


  翔「……………………………………

   梅の花~~~~~~~~~~~~~~

   一輪咲いても~~~~~~~~~~

   梅は梅~~~~~~~~~~~~」



   土方「おぃこら」グリグリグリ


 翔「お前より良い句が読める自信がある」


   土方「ほぉ? 一句詠んでみろ」


 翔「知れば迷い 知らねば迷わぬ 恋の道」


    土方「俺の句だぁ!!!」


 翔「春風に 吹かれて香る 梅の花」


  土方「ゲラゲラ 俺と変わんねぇな」


 翔「……………………………………

   咲き乱れ 儚く散り行く 桜雨」


  土方「……まぁまぁ……」


  翔「……………………………………

   狂おしく 貴方を想う 夏の夜」


    土方「……厭らしい……」


   翔「あぁ…そうかいっっっ!!!」

 



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