浅葱色に射す一筋の光


   
     スパンッッッ!!!


   総司「ッッッ!! もぅ!!!」


   翔「いい加減慣れなよ…」


   総司「私に常に気を張ってろと?」


  ジリジリ詰め寄って壁際まで追いやる総司


   総司「上司である私に………

          っっっ!!!」


     首一点を見つめる総司


  総司「土方さんに付けられたの?」


  首筋をツツツーと、撫で上げる総司


     翔「っっっ!!!」


  総司「首…弱いんだよね~?」


  翔「そ…そんなことないよ?」


  総司「ふ~~~~~~~~~~~ん」


  総司も反対側の首にキスマークを付けた


  総司「土方さんへの宣戦布告!!」


  翔「ねぇ…マジやめてくんない?総司とはそういう関係にはなれないから!!!」


     総司「そういう関係?」


       鎖骨を唇が伝う…  


  翔「っっっ!!! 総司!!!」


  そのまま、唇が胸の方へ降りてきた


     スパンッッッ!!!


    土方「そこまでだ!!!」

      
      バチンッッッ!!!


 ベリベリ総司を引き離し、総司の頬を叩く土方


  土方「何のつもりだ!!!俺のもんに手ぇだして…何やってんだ!!!」


 総司「優輝菜を私に下さい…お願いします」


      土方「無理だ…」


  総司「……優輝菜が欲しい…島原行っても…優輝菜に似てる子を探したりしてるんですけど…満たされない…優輝菜が欲しい…」


 土方「…重傷だな…悪いが諦めてくれ…頼む」

    土方が総司に頭を下げる…


  総司「無理です。頭を上げて下さい…二人で優輝菜を共有しませんか?」


 翔「オイコラ!!!何考えてんだ!てめぇは!」


  土方「優輝菜を抱かせるつもりもねぇ。他を当たってくれ…」


  総司「労咳になったら移して上げます。そしたら一緒にいられる」


    翔「私は労咳にはならない」


   総司「言い切れないでしょう?」


  翔「ワクチンといって、幼い頃にかからないよう体内に菌を入れてあるから………」


     総司「っっっ!!!」


  土方「…そうなのか!

   総司…こんな事を続けるなら…

    一番組から翔外すぞ? 

  祝言挙げて家借りて新撰組から外し、

  手ぇ出せねぇようにすっからな!!!」



  総司「……………………………………」



  翔「私…部屋戻るから…歳…総司に薬あげといて…」




   
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