浅葱色に射す一筋の光





  土方「お前何考えてんだ!

     翔を悲しませるだけだぞ!」


  総司「分かってるけど、抑えられない」


      土方「抑えろ…」


  総司「吉田も苦しいんだろうな…」


  土方「祝言挙げたがってたからな。

  でも、優輝菜が選んだのは…俺だ…

       譲る気もない…」


  総司「私が拾ってきたのに…」


    土方「犬じゃねぇんだ」


  総司「貴方なんか…他に女が沢山いるじゃないですか!!何故…優輝菜なんですか!」


  土方「……お前も分かるだろ……あいつは他の女とは違うんだ…何もかもが……」


  総司「……………………………………」


  土方「あいつを苦しめるな……」


  土方は総司の頭を撫で、部屋を出た。

  
   部屋へ戻ると翔が正座していた。


    翔「一回、別れない?」


       土方「は?」


  翔「今回の件、苦しむの総司だけじゃ可哀想じゃん」


       土方「は?」


  翔「総司が諦めるまで…別れよう?

      私を3番組にして。

    一chanの部屋に移るから…」


     土方「俺の小姓は」


  翔「元々形だけで何もしてないじゃん」


  土方「分かった…正々堂々と総司と勝負してやる」



   ーーーーーーーーーーーーー



  翔「と、言う訳で…お世話になります」


     一「何故俺の部屋?」


  翔「一chanは私を女として見てないし、一番誠実だから…」


  一「…そうでもないぞ?まぁ良い。

      面白い事になりそうだ」


  翔「布団はないので入れて下さい」


  一「っっっ!!!拷問か?」


  翔「大袈裟ですよ。ケラケラケラケラ」




   ーーーーーーーーーーーーーー

  



< 210 / 407 >

この作品をシェア

pagetop