浅葱色に射す一筋の光
蛤御門まで戻ると…新選組が…いない…
はて…どうしようか…。
必死に記憶を辿る
伏見の陣地まで行くかな…
走りながら…考えた。これ…全て私の行動が、から回ってて、みんなに会えずに禁門の変が終わったら…
屯所で私…歳に間違い無く殺されるね…
伏見の陣地に着いたのは夜だった。
翔「つかぬ事を伺いますが…ハァハァ…此処に新選組はいますか?」
門番「は?」
翔「蛤御門で戦ってたんですが…いつの間にかはぐれてしまいました。
私は新選組3番組の碧野翔と申します。
斎藤一か土方歳三…いや…沖田総司を
お願いします……………」
深々と頭を下げると…
ダダダダダダダダダダダダダダ
ドガっっっ!!!
土方の跳び蹴りが降ってきた…
土方「何やってんだ!てめぇは!
すまない。うちのもんが迷惑かけた」
軽く門番に会釈すると髪を掴んで中に入れた
新選組が集まる中に入ると…
ガゴンッッッ!!!
近藤さんの拳骨が飛んできた
近藤「何をしていた!!!勝手に陣を抜けるなど…言語道断!!!本来なら切腹だ!」
翔「はい。申し訳ありませんでした」
一「半刻って言ったはずだ…」
翔「申し訳ありませんでした。
蛤御門まで戻ったらもう新選組がいなかったもので…探し回ってました…」