浅葱色に射す一筋の光




  
  土方「お帰り。早いご帰還だな…」


  翔「くそぉ~~~~~~~!!!

   この戦いが終わったら脱走してやる」


  土方「近藤さん、縛っとくか?」


  近藤「あぁ。蔵にぶち込んどけ!」


    土方「だそうだ…来い」


   腕を捕まれ蔵へと連行された


  翔「人様の蔵を勝手に使うのは…」


    土方「許可は取った」


  翔「……………………………………」


  蔵に押し込まれ…南京錠をかけられた


  格子から月を眺めた…綺麗な月…


    久々に歌でも歌うかな…

   
   翔「~~~~~~~~~……………」

   
    ……………………………………。

  翔「ぎゃぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!助けて!!!助けて!!!助けて!!!助けて!!!歳ぃ~~~~~~~~~!!!」



 ゴキブリがウジャウジャいるじゃないか!

  

  足の裏見たら………


   あぁ……………  見なきゃよかった…


  翔「ぎゃぁ~!!!ぎゃぁ~!!!助けて!!!助けて!!!総司ぃ~~!!!

 私が悪かった!申し訳ありませんでした~」



  ドンドンドンドンドンドンドン!!!


  カサカサカサ~~~~~~~!!!


 翔「ぎゃぁ~~~~~~~~~!!!」


  積み重ねてある物の上に這い上がるが…

 月夜に照らされたあの忌々しい黒光り達が

 私の侵入により興奮して地面を覆い尽くす程のG。



 翔「助けて!!!助けて!!!歳!!!お願い!!!いやぁ~~~~~~~~!!!」




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