浅葱色に射す一筋の光



  
  
  あまりのショックに吐いてしまった。


   
  翔「助けて!!! 歳!!! 死ぬ!」



   泣きながら吐き続けた翔   


  
    カサカサカサカサカサ~~~~~~


  翔「ぎゃぁ~~~~~~~~~!!!

   ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!お願い!!!

     助けてっっっ!!!

 いやぁ~~~~~~~~~~~!!!」


  半刻程して土方、沖田が蔵に来た


     土方「反省したか?」


    「シーーーーーーーーーン」


  総司「寝ちゃったんでしょうか…」


   ガチャン…南京錠を外し中をみると


  高い所で嘔吐し、大量の汗をかき、涙を流しながら意識を失っている翔がいた。


    土方「翔っっっ!!!」


  土方は駆け上り翔を抱きかかえて降りてきた。


   土方「やりすぎた…みたいだ…」


    部屋に戻り、髪をすくうと


    所々 髪が白くなっていた


      土方「っっっ!!!」  

  
  「ぎゃぁ~~~~~~~~~~!!!

  助けて!!!助けて!!!歳!!!

   いやぁ~~~~~~~~~!!!」


  土方「っっっ!!!大丈夫だ。俺だよ…悪かった。もう部屋に連れてきた…」


  
   翔「ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!もう抜け出さないから蔵に入れないで!!!」



   土方「あぁ。もう入れない…」


   
     カサ  風で紙が揺れた


  翔「ぎゃぁ~~~~~~~~~!!!」


土方「大丈夫…風だ…火は消さないから寝ろ」



 翔が寝たのを確認すると厠へ向かった土方



  翔「ぎゃぁ~~~~~~~~~!!!」


  土方はダッシュで部屋に戻ると…布団を被って文机の上に登った優輝菜…



  翔「うわっ! ぎゃぁ!!! 助けて!!!助けて!!!歳~~~!!!」



  土方「大丈夫…大丈夫…もういない…」

  
    
  
    
  
< 221 / 407 >

この作品をシェア

pagetop