浅葱色に射す一筋の光
静まり返る夕餉の時間
みんな私と土方の間の亀裂が見えるのか?
私と土方を交互に見ている。居心地ワル…
近藤「何かあったのか?」
土方「何も…」
翔「大した事はありません」
土方にギロリと睨まれた
私は微笑み返し沢庵をかじった。
近藤「仲直りしないか!」
土方「そんな簡単なことじゃねぇ」
翔「ポリ ポリ ポリ ポリ」
総司「し…翔!沢庵食べる?
あまり食欲無くて…」
翔「っっっ!!!食欲ないの?
いつから?疲れは?熱は?」
翔は総司のオデコに自分のオデコをくっつけた
翔「具合は?」
総司「翔…とりあえず…離れて…」
翔「熱は今はないよ?寝れてる?」
総司「食欲ないのは空気の悪さのせいです」
翔「なぁ~んだ…そんなこと…これからずっとこうだから慣れた方が良いよ?」
土方「ほぉ…お前が謝れば許してやらないでもないが…」
翔「どの部分の謝罪が必要なんですか?
私には分かりかねます。
愛していると言った部分でしょうか…
訂正も必要ですか?」
土方「違うだろ…あれは変えられない」
翔「私も変えられません。だから…覚悟して下さい」
土方「何のだ」
翔「私の切腹を見届ける事です。
泣かないで下さいね……
副長が泣いたらみっともないですよ?
私は副長が死んだら泣きますけどね……」
土方「ふっ!何が切腹だ………
出来もしねぇくせに…」
翔「私は左之のように馬鹿じゃないんでそんな挑発には乗りません」
土方「は?お前は左之位馬鹿だぞ?底辺だ!」
左之「……………………………………。
俺…関係ないし…話題にするなっっ!!」