浅葱色に射す一筋の光





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   土方と総司は翔の両隣に座った

   土方「何であんな事言った?」

       翔「最終手段」

     総司「切腹ですよ?」

  翔「そっか…どちらにしても私は此処に居場所がなくなる」


     土方「お前は隊士だ」


  翔「平隊士が頭二人に食ってかかったんだ…どちらにしても切腹だろ」


  土方「いや…大丈夫だろ…

     厠掃除位で済むはずだ…」


    翔「拷問だろ。それは…」


  土方「………………悪いがお前は

     奴らには渡さない………

    俺と餓鬼作るんだろ~が」


  総司「っっっ!!!優輝菜……

   私が労咳にかからなかったら……

    祝言挙げて下さいっっっ!!!」


  土方「お前…優輝菜を諦めてくれるのか?」


  総司「……………………………………。

  何言ってるんですか…私と祝言挙げるんです」


  土方「……お前…頭大丈夫か?

  医者に見せた方が良いんじゃないか?」


     総司「斬りますよ?」


  翔「今は其れどころじゃない。

   いい加減にしろよっっっ!!!」


  土方「何とかする…待ってろ…

   そして…総司…お前もそろそろ諦めろ」


 総司「そのまま土方さんにお返しします」


 土方は大きなため息をつき、部屋へ戻った

  
   

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    古高が生きてて良かった……


     また歴史が変わった……


 しかし……世には古高は死んだものとされた
 



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