浅葱色に射す一筋の光




   土方「この男とは寝たのか?」


  優輝菜「……………………………………」


     土方「寝たんだな?」


   優輝菜「はははははははは…」


   土方「…………過去の話だ………」


 優輝菜「うわぁ!歳、やっぱり大人だね…

  嫉妬するかと思ったけど、流石だね…

   みんなが着いていくわけだよ…」


     土方「まぁな…」


  内心腸煮えくり返りそうな土方だったが、

    表に出さず、我慢していた


  土方「ちなみに…この中に寝た男は?」


    優輝菜「こいつとこいつ」


     土方「ほぉ…3人だな?」


   優輝菜「はい。この中には……」


     土方「ふっ!そうか……」


  優輝菜「でもさぁ~…島原行ったら

  殆どの女が土方とやってんだよね~

  私は過去だからって割り切れないよ~

    嫉妬で狂いそうだわぁ………」


  土方「ふふふ…そうかいそうかい」


 嫉妬で噴火寸前の土方は、思考回路停止


  土方「翔とは…恋仲だったのか?

 (はっ!俺は何を聞いた?言うな…答えるな…)」


     優輝菜「そうだよ~」


     土方「(ピキッ!)そうか…」
 
   
  総司「あ~~~~~~~~~!!!
  
    楽しそうなことしてますね…

     私にも見せて下さい!」


   総司「優輝菜…可愛い…で、

       これが姉上ですね?」


      優輝菜「母上です」


  総司「っっっ!!! では隣の色男は」


     優輝菜「父上です」


  総司「優輝菜が美人な訳が分かります」


     優輝菜「あぁ。そうかい」


      何?  デジャヴ?


  ページを捲る総司の目許も下がりまくり


  後ろの方に行くに連れて、

  水着で翔が腰に手を回している写真やら

 2人でソフトクリームにかじり付いているラブラブ写真を見て眉間に皺が寄ってきた…


   総司「この忌々しい汚い男は…」


       優輝菜「翔」



    総司「捨てて良いですかね…」


  優輝菜「ダメですっっっ!!!

     じゃ~これは閉まって……」


  左之「何楽しそうな事してんだ?」


   あぁ…出たよ…空気詠めない奴が…


  土方「翔はこいつで優輝菜を抱いた男だ」


  総司「………………ビリ………………」


 優輝菜「あぁ~~~~!!!私の思い出!」


    土方「こいつとこいつもだ…」


     総司「ビリビリビリビリ」


    優輝菜「おぃ!アルバム返せ!」


  左之「おぉ~~。優輝菜可愛い…」

 



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