浅葱色に射す一筋の光
土方は子供が出来ないことに
焦りを感じていた… 何故出来ない…
結婚記念日には!!!て、意気込む。
12月20日
二人で宿に泊まっていた
土方「餓鬼が欲しい…
月の物はちゃんと来てんのか?」
優輝菜「うん」
土方「じゃ~~何で…」
優輝菜「まだ赤ちゃんが安心できないから
お腹に来てくれないんじゃない?」
土方「……………………………………」
優輝菜「赤ちゃんも選んでくるんだよ…
ちゃんと父上と母上が安心して暮らせる
世の中にしてくれたら来るよ…」
土方「……………………………………。
二人の時をもう少し楽しむか…」
優輝菜「そうだね」
まぁ………この日も朝まで寝られなかった訳で…
新婚一年目は平和に終わりましたとさ
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ミニエー銃の弾の改良も進み、
訓練も順調に進んでいた
平助、一、左之の銃の腕はピカイチで、
私より断然上手い
流石は組長…飲み込みが早い
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6月10日…
優輝菜「申し訳ありません」
土方「何をしでかした!!!」
優輝菜「本当なら今日、新撰組は
幕府の直参になっていたんです」
土方「……………………………………」
優輝菜「あなたの…夢でしたよね…
武士になるのが…申し訳ありません」
土方「ふっ!こっちで一旗挙げて
やるから心配ご無用!」
優輝菜「もう…武士ですけどね…
新選組は…組織として日本中が
認めてますから…………」
土方「あぁ。その通り。お前は
生きててくれりゃ~それで良い」
優輝菜「それつまんないよ」クス
土方「だろうな…」
本当は……なりたかっただろう…
幕臣に……
武士に……