浅葱色に射す一筋の光
近江屋事件
11月15日
毎日、交代制で組を配置して
警護を行っていた
優輝菜「今日は私が行きます」
土方「いよいよか?」
優輝菜「はい。史実では。
一番組の配置をお願いします」
土方「分かった。俺も行く」
優輝菜「気をつけて」
土方「お前も」
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坂本「今日なんじゃな…」
優輝菜「どうしてですか?」
坂本「人数も多い上に殺気立っておる」
優輝菜「正解です。史実では
今日ですが、私が来たことにより
歴史が変わってきています。
今日生き延びても明日は分かりません」
坂本「そうか」
優輝菜「取り敢えず今日と言う日を無事に終わらせます」
中岡「頼もしい姫じゃのぅ」
総司「姫と言う言葉は禁句です」
中岡「何故じゃ」
総司「未来の名前でもあるからです。
未来を思い出すと優輝菜の士気が下がります」
中岡「そうか…心得た」
一番組+土方+平助+左之
夜になり、外がざわついた
来た!!!
窓から外を見ると……
優輝菜「っっっ!!!
多い!!! 烝!!! 烝!!!」
烝「何や」天井から降りてきた烝に
優輝菜「史実より遥かに人数が多い!
二番組 三番組の要請を!!!」
烝「御意」
優輝菜「屯所が手薄になるから
残っている組長、総長に屯所の警備を……」
烝「御意」
優輝菜「気をつけて!」
烝「お前もな」
烝が消えると…土方が来た
土方「多いな…」
優輝菜「誤算でした。史実では
5~6人だったので……スミマセン…
今、烝に2、3番組の出動要請を出しました」
土方「分かった…斬られるなよ…」
優輝菜「副長も……」
一瞬、触れるだけのkissをして抜刀
坂本と中岡の前に立ち刀を構えた
坂本と中岡も抜刀し、戦に備えた
坂本「おんしら…儂らがいるき…接吻するな」
後ろで二人がケラケラ笑っていた