浅葱色に射す一筋の光
優輝菜は総司と目が合い…意識を失った
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土方は、洗い流し優輝菜を抱き上げ
風呂を出た
優輝菜の体を拭き、自分も拭き部屋へ戻った
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布団を敷いて優輝菜を寝かせ、
優輝菜の髪を乾かし優輝菜の看病を始めた
土方「はぁ~~~~~~。
あの石鹸は強敵だ…理性を簡単に
ぶっ壊しやがる…優輝菜…悪かったな…」
眠る優輝菜の額にkissをした
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こうして…坂本龍馬、中岡慎太郎の暗殺事件を回避させた…。
白紙になった歴史を今作り上げる
幕末の志士と共に
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11月18日 本当は平助が死ぬ日
伊東甲子太郎がいない今、この事件が起きることはない…
だけど…何も起きないとは限らない
優輝菜「歳…」
文机で仕事をしている土方に話しかけた
土方「あ?のど乾いたか?
総司がぽかり作ったぞ…」
筆を置き、優輝菜の枕元に座り、
抱き起こした
土方にもたれ掛かるように座り、
ぽかりを飲んだ
優輝菜「ありがとう…今日平助…何してる?」
土方「平助? あいつは…今日は非番だ」
優輝菜「今日1日屯所から出さないで」
土方「今度は何だ?」
優輝菜「今日は平助が死んだ日…
だけど、伊東甲子太郎がいないから
この事件は起きない。でも、
今日が無事終わらないと…安心できない…」
土方「分かった…平助を今日は
屯所に置いとく。お前の傍に置いといてやる…
平助っっっ!!!」
でかい声を出すな…頭に響く…
パタパタパタパタパタパタ
スパンッッッ!!!
平助「何だよ~…今日は非番なのに~」
土方「悪いが…今日優輝菜を頼みたいんだ…
仕事量が多すぎて優輝菜に手が回らないんだ…
報酬は…今日の分の振替非番でどうだ」
平助「よっしゃ~!!!やるやるやる!」
土方「じゃ~、頼んだ。此処でも良いし、
お前の部屋でも良い。だが、
優輝菜は熱が高いから…気をつけろ…
目を離すな…こいつはすぐどっか
行っちまうからな…」
平助「分かった…俺の部屋行こう!」
優輝菜「うん。ごめんね…平助…」
平助「っっっ!!!任しとけ!」
熱で顔が赤く…目が潤み、
じゃじゃ馬の優輝菜が弱っている姿は
平助の理性を軽く崩壊させる