浅葱色に射す一筋の光




  総司が出て行くと平助と目が合った


  平助「何も見てない 何も見てない」


     手をブンブン振る平助


     優輝菜「今のは……」


  平助「何もなかった…何もされてない」


    優輝菜「…ですよね…歳…」


  平助「言うなよ…何も言うな…良いな!」


      坂本「何がじゃ?」


     平・優「っっっ!!!」


    平助「何もないっす!!!」


  優輝菜「コク コク どうしたんですか?」


  坂本「優輝菜の様子を見に来たんじゃ」


  優輝菜「わざわざスミマセン…大丈夫です」


  坂本「何か出来ることないがか?暇なんじゃ…」


  優輝菜「あ!じゃ、平隊士の稽古つけてくれます?」


      坂本「儂がか?」


  優輝菜「はい!たまには違う人に

  つけて貰った方が実戦に役立つし……」


  坂本「分かったぜよ…優輝菜はゆっくり休め」

  
  優輝菜「ありがとうございます」

 
      平助も頭を下げた


  平助「あの人、そんなに凄い人なの?」


  優輝菜「うんうん!!!

   未来で知らない人はいないよ…」


    平助「へぇ~~~~」


  優輝菜「平助だって…魁先生として有名じゃ~ん」


  平助「ふふふ…自分が歴史に残るって…

     すげぇ~よなぁ~」


  優輝菜「うん…だから新選組を

     尊敬してるし、大好き!」



     平助「土方さんは?」





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