浅葱色に射す一筋の光




   優輝菜「歳も坂本龍馬同様有名人。
   
    私がそんな凄い人の嫁なんて…

     未だに信じらんない…ふふ」


  土方を語る時の優輝菜の顔は、

     本当に可愛い…でも、

 決して土方にも勝てない…と、悟った平助。


    優輝菜「歳は優しいよね…」


      平助「優しい?」


  優輝菜「優しいよ?口悪いけど、

   いつも自分より周りを見てる。

   強くて優しくて、格好良くて…

    あの腕の血管…堪んない」


    平助「血管っっっ???」


  優輝菜「平助、腕出して力入れて?

   コレ!コレが血管…平助も凄いね…

     総司も凄いんだぁ~。
  
 後で新八や一ちゃんのも見せてもらおう!

 新選組は素晴らしい血管をお持ちの方が

    多いようで…堪んない!」


  平助「あ…そう…?何か………

 血管褒められても…あまり嬉しくないね…

 後は?こうゆうの見たら惚れる部分とか…

       何かないの?」

  優輝菜「ん~~~~~~~~…

 やっぱ、スッゴイ笑顔で笑ってる姿を見ると…

      胸がキュンキュンする!!!」


    平助「きゅんきゅん?」


  優輝菜「心臓がギューッて締め付けられるような…」


   平助「(かわえぇ…)へ…へぇ…」


   優輝菜「後は、モリモリご飯食べる人。

  後…自然に人に親切にできる人とか

     見ると…キュンキュンする」


   平助「どんなに不細工でも?」


   優輝菜「武田観柳斎とか?」


  平助「名前出さない方が良いよ?」


  優輝菜「武田観柳斎にキュンキュン来たことはないな~…

      そもそも、男色だし…

    始めの方は鳥肌立ってたもん…」



  平助「…それ失礼過ぎる…じゃあ、

     最初の俺の印象は?」





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