浅葱色に射す一筋の光



  優輝菜「ちっさぁ~~~~って思った…

 未来では土方位が普通だし、女の人も

  背が高い人多いから…多分…男が小さいと

    相手にされない……………」


  平助「……………………………………」


  優輝菜「でも、平助は格好良いし、

  可愛いし、優しくて強いから…

  この時代の女の子、頭デカイけど、

  背ぇちっちゃいから平助とも大丈夫!」


  平助「……お前のこと嫌いになりそう」


  優輝菜「酷っっっ!!!私は平助大好きだよ!!!」


  平助「酷いのは優輝菜だろ!

   人のことちっさいちっさいって…」


  優輝菜「小さくてなにが悪いの?」


     平助「格好悪いだろ~」


  優輝菜「そうかなぁ…それは違うと思うよ?」


      平助「なんで?」



  優輝菜「平助は小さい分、

  細かく動けるし、切れが良い…それに、

  足が速い…これはデカイ人には無理…

   体力消耗しちゃうから…

 平助は、背が小さいこと気にしてるけど、

 だからと言って力がないわけでもないし…

  男らしくないわけでもないじゃん。

 コレは欠点じゃなくて長所だと思うよ?」


   平助「ふふふふふふふふ」


   優輝菜「なっ!どうした!」


  平助「小さいことをうまく使えば

       良いんだな?」


  優輝菜「そう。多分左之と長期戦で

     戦ったら勝つよね…」


  平助「へぇ~~~~~~~~~~」


    優輝菜「ご機嫌直った?」


 平助「うん。お前は本当に良く見てんな…」


      優輝菜「そう?」





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