浅葱色に射す一筋の光
平助「良い奴だな…お前は…」ナデナデ
優輝菜「どうも」
平助「腹減らねぇ?粥…食う?」
優輝菜「っっっ!! 平助作れるの?」
平助「作れるよ?食う?」
優輝菜「うん。食べたい!」
平助は一度手拭いを濡らし、
優輝菜の額に置いて立ち上がった
平助「待ってろよ~~!
うんまいの作ってくるから!」
優輝菜「うん。ありがとう」
平助が部屋を出て優輝菜は目を瞑った
平助可愛すぎる!キュン死にしそう
スパンッッッ!!!
土方「具合はどうだ?」
優輝菜「結構元気!」
土方は手拭いを取って冷やし、
また額に置いた
土方「良かった…平助は?」
優輝菜「お粥作ってきてくれるって」
土方「そうか…坂本さんは?」
優輝菜「道場じゃない?」
土方「何で…」
優輝菜「暇だって言うから…
平隊士に稽古つけて欲しいって
お願いしたから………」
土方「……客人になにやらせてんだよ!」
優輝菜「坂本さんは…北辰一刀流免許皆伝ですよ? 千葉周作の弟の弟子で、
江戸で習ってたんでしたっけ…」
土方「しらねぇーよ。俺に聞くな!」
優輝菜「ちょっと手合わせしてもらえば?」
土方「こっちは忙しいんだよ!」
優輝菜「あっそ。スミマセンネ…
戻って仕事して下さい。
わざわざお見舞いありがとうございます」
土方「ククク…元気そうで何より…
食ったら少し寝ろよ?」
優輝菜「はぁ~~~~~い」
土方「返事は短く!」
優輝菜「歳…」
土方「あ?」
優輝菜「ありがとう」
土方「何が」
優輝菜「全部!」
土方「ふっ!早く元気になれ」
そう言って土方は部屋を出た…
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優輝菜は平助が戻って来るまで寝た
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