浅葱色に射す一筋の光
終わりの始まり




  12月17日

     優輝菜「歳!!!」


       土方「あ?」


    優輝菜「今年は泊まれそう?」


   土方「はは…もちろんだ。

   もう宿を取っといたぞ!今年こそは

    餓鬼出来ると良いな!」


 優輝菜「そっか!ありがとう。楽しみだね」



    結婚記念日のミニ旅行!



   ーーーーーーーーーーーーーー



  12月18日


  優輝菜「近藤さん!!近藤さん!!近藤さん!!」



  近藤「何だ優輝菜!騒々しい!」


 優輝菜「今日、出掛けなきゃ駄目ですか?」


 近藤「今日は西郷さんと桂さんと会合なんだ」


  優輝菜「史実では、今日、近藤さんは

  右肩を撃たれるんです!御陵衛士の

 残党だから、今はない組織なんですけど、

    何があるか分かりません…

     気を付けて下さいね…」

   
      不安そうな優輝菜。


  土方「死ぬのか?刀は握れるようになるのか!」


  優輝菜「死なないけど…回復までに

  凄く時間かかるし、もの凄い痛みに

     苦しんだようです」


  山南「私もいますし、源さんもいるから

    大丈夫だよ…優輝菜…」


    優輝菜「……でも……」


土方「大丈夫だ。あまり史実を気にするな…」


  優輝菜「……………………………………」


    土方「俺らも行くぞ!」


  優輝菜「…気を付けて…下さいね…」


  近藤「分かったよ…用心する!」

         ナデナデ


  近藤さんたちは行ってしまった


 私達は大政奉還した徳川慶喜との会談がある… 

    平和的条約を結ぶために…


  土方 沖田と共にある宿へ向かった


  裏切り者の新選組だが、徳川慶喜は

  友好的にしたいと申し出てくれた…

  旧幕府も新政府も良い条件を

  出し合いながら良い世にしようと…



    思った以上にスムーズに進み、


     皆ご機嫌で解散となった。



 

  
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