浅葱色に射す一筋の光
土方「また泣いてるっっっ!!!
おいっっっ!!!分かるかっっっ!!!
土方歳三…お前の旦那だぞ!!!」
バタバタバタバタバタバタバタ
幹部「起きたかっっっ!!!」
土方「いや…また…泣いてる…。
悲しいなら早く戻ってこい!
淋しいなら早く起きろよ!」
平助「もしかして未来と過去の
狭間で苦しんでんじゃねぇの?」
土方「っっっ!!! 優輝菜!
お前は旦那のいる方を選ぶだろ!
新選組を選ぶよな?
みんな…待ってんだぞ!父上と母上には
悪いが……戻ってこい! そっち行くな!」
総司「優輝菜………私達………
待ちくたびれちゃいましたよ………
早く起きて下さい…………」
新八「泣き止んで…起きろ…新しい世を作るんだろっっっ!!!」
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現代
ん? 6月5日? 古高俊太郎捕縛……
傷が軽くなったって喜んだよね……
そこから歴史が代わり始めた……
そう言う事かっっっ!!!
私が死んだから…歴史が変わったんだ!
偶然じゃなかった……必然だったんだ…
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私の臓器は取り出され、
新しい命へと繋いでいく…
病気の優輝菜が提供できる臓器は
少なかった……………。
だけど…少なくとも5人は
生き抜いていける…………
私が産まれた【証】が出来た。