浅葱色に射す一筋の光
バババババババババババ…
愛車ゼファーに跨がったまま地に足を着けて目を 開けた…。
「死んでねぇ~し……えっ?えっ?」
土?アスファルトじゃないし…霧が凄いな…潮の匂い もない…真っ暗の中…霧もありメット着用の私。
何も見えねぇ。。。
っっっっっっっっっ!!
「何者だっっっっ!!」
目の前にいるのは…10人ほどの水色(浅葱色 )の羽織を着た男たち。
私はヘッドライトを点けて男たちを見た。
腰に刀? 捕まるぞ?
男たちは見たこともない服、バイク、感じたこ とのない光、聞いたこともないエンジン音に怯んだ が…
スッッ スッッ スッッ スッッ
先頭の男を筆頭に刀を抜いて此方に向けて きた。
「もう一度聞く。何者だっっっっ!!」