浅葱色に射す一筋の光




  優輝菜「優衣ブレスレット交換しようね」


  パパとママから17歳の誕生日に貰った


  とあるブランドのデザイン違いのブレスレット…


  優輝菜は優衣のブレスレットが気に入ってて


  優衣は優輝菜のブレスレットが気に入ってた


  優輝菜「いつまでも…一緒だよ?」


    優衣は涙で枕が濡れている…


   優輝菜「大好きだよ……優衣……」


  優輝菜が現代から引き離されるとき…


  優衣のスマホとパパのスマホで二人を移し、確認…


   うっすら笑顔を浮かべる優衣と


   少し透き通っている満面の笑顔の


     優輝菜が写っていた…



   優輝菜「よし!任務完了!」



  ベッドから降りてもう一度優衣を見た



    優輝菜「っっっ!!!」



    優衣とバッチリ目があった



   優衣「優輝……ありがとう…」


 
   満面の笑みと涙でグチャグチャだ


  
   優衣「………頑張りな……幸せにね!



      土方歳三に……宜しく……」



   そう言って目を閉じた優輝菜



   優輝菜は頷き、自分の部屋へ…



     赤の特効服に着替えた



 優輝菜「今までありがとうございました!

 土方優輝菜…土方歳三の所へ戻ります!!」



  大きな声で挨拶して頭を深く下げた



    優輝菜は強い光に包まれた



  優輝菜「この家族で…幸せだったよ」



   その声は…エコーがかかっていた





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