浅葱色に射す一筋の光




   優輝菜「坂本さんって今何やってんの?」

    土方「知らねーよ!!!」  
 
  
    優輝菜「桂さんは?」 

    
    土方「知らねーよ!!!」


    優輝菜「使えねぇ!!!」


  土方「こっちは戦でそれどころじゃねぇんだよ!!!」


    パパパパパパパパパパパパ

  パパパパパパパパパパパパパパパパ



     優輝菜「慶喜は?」


 土方「上様を呼び捨てしてんじゃねぇ!」



  優輝菜「……………………………………」



   パパパパパパパパパパパパパパパパ

   パパパパパパパパパパパパパパパパ



  優輝菜「…………大阪城……………」



       土方「あ?」



  優輝菜「大阪城に向かうよ!!!」



      土方「何で!」



  優輝菜「幕府軍を鎮めて貰う!」


  土方「無理だろ~…」


  優輝菜「ゼファーで行ってくる」


     土方「ダメだ!!!」


  優輝菜「じゃ、取り敢えず伏見へ」


  土方「いい加減だな…」


  優輝菜「いや…幕府軍として  

  伏見奉行所を陣取って、土方歳三が

     指揮をとってたんだよ…

    淀藩に助けを求めるけど…


 
   パパパパパパパパパパパパ



    既に淀藩は官軍になってて、

   仕方なく大阪城に向かったの。

  宇都宮戦で一度勝つけど後は全敗…

    新政府軍の武器が強すぎた…


 …やっぱ大阪城行こう!
  
  早く慶喜に会わないと!新選組初めての

    敗戦がこの鳥羽伏見の戦い。

     明日は錦旗が上がる!」


    土方「誠かっっっ!!!」


  

  
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