浅葱色に射す一筋の光




   優輝菜「鳥羽伏見の戦いは後2日…

  江戸に行く前に何とかしたいけど…!

     あっ!総司、体調は?」


  総司「絶好調!咳一つ出てないですよ」


  優輝菜「あと2ヶ月経ったら

       マスク外して良いよ!」


  総司「本当ですか?嬉しいです」


  優輝菜「もう、総司は鳥羽伏見の戦いは

   出てない…から…パパパパパパパ」


  総司「私は何処にいるはずだったんですか?」


  優輝菜「近藤さんと大阪城。療養の為に」


      土方「近藤さん?」


   パパパパパパパ パパパパパパパ


  優輝菜「近藤さんと総司は松本良順に

   右肩の治療を受けてる。総司はもう

  立つこともままならない状態だった。

  今の所、かかってる形跡もないし…
   
       良かった……

    でも、まだ油断しないでね…」



  総司「分かりました」パパパパパパパ



  優輝菜「ガトリングが欲しい…」



      土方「それは?」



  優輝菜「日本に二台しかない大砲」


  土方「官軍が持ってるのか?」


     優輝菜「うん。そう」


   土方「急に静かになったな…」





   ーーーーーーーーーーーーーー



  
     総司「降りますか?」


    土方「いや…様子を見よう…」


    優輝菜「何か不気味だね…」


    平助「近藤さん達は………………

    …………………………………………

   あそこだ!身を潜めてる………………」 



  総司「仲間も敵も……屍だらけだ」



   土方「っっっ!!!退却してるぞ!」

    
 
    辺りが暗くなり始めていた



  幕府軍だったら…………………………



   源さんが………烝が死んでた………

  

     官軍になれて良かった…




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