浅葱色に射す一筋の光




 部屋へ戻ると、優輝菜は布団を敷いていた


  土方は壁に寄りかかり、腕を組みながら

     優輝菜を見ていた。


   布団を敷き終わると、振り返り


    優輝菜「歳……しよっか……」


   土方「……………………………………」


   優輝菜は土方の頬に手を添え


 首の後ろに手を回し引き寄せkissをした。


   土方「お前から誘うのは初めてだ」


     優輝菜「そうだね…」


     土方「有り難く頂く」


   優輝菜を抱き上げ、布団に降ろした


   土方「愛してる 優輝菜」


     優輝菜「私も 歳」




   ーーーーーーーーーーーーーー


 

  お互いを求め合い、愛を確かめ合った




   ーーーーーーーーーーーーーー

   

   土方の寝顔を見て髪を梳き


      額にkissをした。


   優輝菜「歳………愛してる………」


 優輝菜は立ち上がり、特効服に着替えた


  コンタクトを付けて、土方の枕元に



       小刀を置いた



    優輝菜「ありがとう。歳」




   ーーーーーーーーーーーーーー

   

  優輝菜はデカイ荷物を持って部屋を出た



  土方は急いで起き上がり、鎖かたびらを着け、羽織を着て髪を結んだ

 

   ーーーーーーーーーーーーーー



  総司の部屋の前に立ち、小さな声で


  優輝菜「総司…優衣をお願いします

   絶対死ぬなよ! 私の分も……

   優衣を幸せにしてあげて…………」 


   優衣が嗚咽を漏らし始めたから


     総司は優衣の口を塞いだ 

   
    優輝菜の気配が無くなると、


 二人は着流しを脱ぎ、鎖かたびらを着て羽織を着た


    総司「走るよ!!!」



    コクン  優衣は頷いた



ソッと襖を開けると土方が前方を走っていた 




    ーーーーーーーーーーーーーー




  ブォン ブォン ブォン ブォン ブォン



  ブォーーーーーーーーーーーーン


   

    ーーーーーーーーーーーーーー



  
  土方「行くぞーーーーーーー!!!」



  みんなは走り出した…大阪城へ向けて


   土方「総司…あいつ、余ってる

  ミニエー銃3丁と弾も持って行きやがった」


   総司「ふふふ…優輝菜らしい…」


   土方「……………小刀を置いてな…」


  総司「形見にしようとしてですね?」  



  土方「叩き返してやるっっっ!!!

     クソやろうがっっっ!!!」





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