浅葱色に射す一筋の光




   部屋に戻ると土方に「お前は強い。

  でも、俺 は実戦に強い。

    本気で行くぞ」と、言われ

 翔「殺さないで下さいね…でも、凄く楽しみ です!!」と、微笑んだ。

 ご存じの通り、私は土方と毎日毎日同じ布団 で寝起きしている。

 毎日はだけ、毎日絡みつき、毎日叩かれて起こされる。 土方も沖田も慣れたもので、もう 動揺すらしない。

 毎日抱き枕にされて、土方は疲れてないだろ うか…今更ながら心配してみる。

 翔「ねぇ、毎日一緒に寝てて疲れない?体平気?それに…毎日ほぼ一緒にいるし…息抜き出来てないでしょ?布団、もう一組貰おうよ!!」

 土方「あぁ?んな事…考えた事も無かったな……俺は普通に寝れてるから大丈夫だ」

 翔「そうかなぁ~、私は自他共に認める寝相の悪さだし…」

 土方「もう慣れた…。気にすんな…それより… 明日の夜…気持ち良くして貰えること…楽しみにしてっからな!! 未来の女はどんな技持ってんだろうな~」と、ニヤニヤしてる。

 翔「それに関してはかなりの自信と経験があるので、心配ご無用!!」

 そう言うと…微妙な笑みを浮かべる土方。

   土方「そんな経験あんのか?」

 翔「そりゃ~もう!毎晩取っ替え引っ替えたやらされてましたから」と、満面の笑み。

  土方「…………………そうか…………」

   眉間に皺が……………………寄ってる…

    翔「ん?機嫌悪くない?」

  土方「そんな事ない。あるわけがない。

   上機嫌だ!! 風呂入ってこい!!」

    翔「??? …はいはい」


   …………………………………………


   土方side

 翔が風呂へ向かい、何故俺が機嫌が悪いか? あいつに何人の男が触れた? 此方に来てからも毎日接吻しやがって… 未来はあんなに節操がない時代なのか?

 俺が言えた義理じゃねぇ~が…総司にすら毎 朝の光景は見せたくない…だが…1人では起きら れない…。 クソッ!!

 明日の夜はキチンと着流しを着せてから寝か せねぇとな……………………………………。





< 34 / 407 >

この作品をシェア

pagetop