浅葱色に射す一筋の光




総司「優衣も…その不完全何とかって

    言う病気なんですか?」


優輝菜「………………………………。

   そうだよ…………………………

  だけど、四肢があるだけまだマシ。

私らなんかよりずっと苦しんでる人がいる

  それに、本当に苦しいのは35から。

私は今痛みに耐える練習をしてるって事」


    土方「直す方法は?」


  優輝菜「此の時代にはない!

  だから私は麻呂にメリケンを

攻撃しないよう言い伝えろと言ったのに


     死にやがった!!!


 だから! 最後のチャンスだったんだ…」


    土方「ちゃんす?」


   優輝菜「ん~~~~好機…?」


    土方「はぁ~~~~~~。

  ちなみに…俺と恋仲になってから、

    苦しい時があったのか?」

  優輝菜「私の場合は…お風呂とか

寝る直前とか寝てるときが多いかな~。

 幕末に来てからもたまにあったよ?」 


  土方「発作が起きる原因は?」


優輝菜「極度のストレス 疲れ 睡眠不足

  不規則な生活 心穏やかになんて

   生きられないよ……私には。

     常に刺激が欲しい!」


  土方「Gの時は……」


  優輝菜「極度のストレス」


  土方「ストレスとは?」

  
  優輝菜「こころの病気一歩手前」


  土方「そうか…」


  優輝菜「…スミマセンでした…」


  土方「まぁ…俺らも分かってて

       止めなかったんだ…」 


優輝菜「……そうですか…って…は?」


土方「何かしでかすとは思ってたからな…

歌った後、みんなで待機してんだ……」


    優輝菜「いつから…?」


土方「始めから…だから…お前に賭けた…

烝に、長州と薩摩に伝令を向かわせた。
 
  万事順調に進んだ…お前がマゴマゴ

     準備してる間にな…」


 優輝菜「クスクスクス そうだったんだ…
  
 ありがとうございます。本当に……。 

     自信はあったんです。 

   慶喜の代わりに撃たれたのも、
 
  良かった…ビデオがなかったら

     ヤバかったけどね…」 


    土方「俺らにも見せろ」


優輝菜「御所で改めて皆さんに見て頂きます」


  土方「分かった。じゃ、

     解散で良いか?近藤さん!」


  近藤「あぁ。 では…解散」





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