浅葱色に射す一筋の光




   式が終わり、宴も終わり、

  優輝菜と土方はお泊まりに来ていた…


   お風呂に入っても体を気遣い、


    優しさの変わらない土方。 


     女の扱いがperfect!!!


    って言うか……親バカ?

  


  ーーーーーーーーーーーーーー


  
  優輝菜「おぃひぃ~~~~~!!!」


  土方「飲み込め!そして喋るな!!!」


   優輝菜「幸せ~~~~!!!」


  土方「ふっ!たらふく食え!!!」


  優輝菜「頂いてまぁ~~~~~す!」


  土方「お前は……変わらないな……」


  優輝菜「………それは…良いこと?」


  土方「あぁ…凄く…。

 喜怒哀楽がハッキリしてて良い。

 たまに頭に来るが…それがお前の

 良いところだろ。 死ぬまで変わるな……

  子供を産んでも……孫が産まれても…」


  優輝菜「生きられるかな~…」


 土方「何べん言わすんだ!死なせねぇよ?」


  優輝菜「言ってなかったけど……

 私は多分……松原さんみたいに逝くから……

    一応覚悟しといてね!!!」


  土方「……………………………………」


      ギュッ!!!


  土方「ダメだ!!!絶対死ぬなよ!

    こいつの為にも…俺の為にも…」


  優輝菜「うん。頑張ります!!!」


  土方「……………寝るか………………」


  優輝菜「はぁ~~~~い」


  土方「ゆっくり寝ろ……お休み…」


      優輝菜「お休み」


  二人kissをして額を合わせる……


    これ……私、スンゴイ好き………


 土方「これで二人で泊まるのも最後だな」


  優輝菜「そうだね…寂しいね…」


  土方「来年は賑やかになるぞ。ふっ!」


 優輝菜「暫く眠れないから覚悟してね!」 


  土方「俺は起きないから大丈夫だ…」


 優輝菜「………手伝わないつもりですか」
 

      土方「手伝う?」


 優輝菜「未来では…父親も育児に参加するぞ

  オムツを替えたり、お風呂に入れたり」


  土方「俺は風呂に入れる!!!」


  優輝菜「オムツも替えるんだよ!!!」


    土方「それは……無理だ……」


  優輝菜「男の子だったら……

     私の知らない世界なので……

     教えてあげてよね!!!」


  土方「そうか…そうだな…

 男だったら俺が。女だったらお前が……」


    優輝菜「了解!!!」


    土方「蝋燭消すぞ~~」


      優輝菜「うん」


 一晩中、土方は優輝菜のお腹を撫でていた




   ーーーーーーーーーーーーーー



  土方「母上を……生かしてくれ……

    母上がいないと…俺は………

     生きられないから………」 

    

     一人土方は涙を流した



   誰にも気付かれないように………




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