浅葱色に射す一筋の光



  
   私を寝かせ、幹部が集まると…

 近藤さん「翔の腕は見せてもらった。お前は強い。 そして、まだまだ強くなる。 どうだ ろう…隊士にならないか?」

 翔「隊士…ですか?私に人を殺せますかね… 」

 近藤さん「ん~~、みんな始めはそう思うも のだ。 自分が死ぬかもしれない…

 大事な仲間が死ぬかもしれない…と、思った時、体が勝手に動くものなんだ。 私がそうだったんだ」

 山崎の手当てを受けながら近藤さんの話を聞いていた翔。

 翔「そんなもんなんですかね…。 あ… 烝… ありがと。観察方の山崎さん。

 大阪出身で針医者のご子息…私も両親が医者なんで同じですね 。

  それから…私を付け回さなくても行く場所 もないんで…大丈夫ですよ?」

 山崎「知ってたんか…。でも、こればっかり はわい一人で決められるもんじゃないんや…」

 土方「ほ~~ぅ。知っていたか…まぁ…もう少し待ってろ。疑いは晴らして気持ち良く過ごすためだ」

 翔「了解…じゃ隊士として働きながら…私がこの先、どうすべきか考えます」

 近藤さん「あぁ。ありがとう。そうしてくれ 」


 私の頭を撫でながら柔らかさ微笑んだ。





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