浅葱色に射す一筋の光
仕事復帰




   二月が過ぎ、仕事復帰………


  育児にも慣れてきて、寝不足にも慣れ


  土方と目の下にクマを作っての会合



   ーーーーーーーーーーーーーー



   場所は江戸城


  優輝菜「すげーーーーーーー!!!」


 土方「………久々に外に出た感想が其れか」


  優輝菜「クスクス…京とは違うね~…」


  土方「今度勇司、優愛連れて散歩しような

   日野にも顔出さなきゃな…………

 文は出してるんだが、なかなか忙しくて

    行けなかったから……」


  優輝菜「うん。御挨拶しなくちゃね」


  土方「あぁ…。 ほら…行くぞ!」


 
   ーーーーーーーーーーーーーー



 城内に通されると、みなもう集まっていた


  土方「お久しぶりです。慶喜さん」


 慶喜「おぉ。土方…久しいな…

     父になったなーーーー!!」


土方「お陰様で毎日賑やかにやっております」


  優輝菜「双子だから、大変です」


  坂本「双子となっっっ!!! 

    通りで目の下のクマが酷いのぉ…」


     土方はスマホを見せた


    土方「勇司と優愛です」


    古高「優輝菜の子供………」


  優輝菜「可愛いでしょう~!」


  坂本「あぁ。まっこと可愛いのぅ…」 


  西郷「目許は優輝菜だな~…」


  慶喜「鼻は土方」


  中岡「かわえぇ。異国の子みたいじゃ」


  慶喜「目が大きいからな」


  優輝菜「ありがとう御座います」


  西郷「土方は苦労するな…

    優愛も優輝菜もいるからな……」


  土方「はい……先が思いやられます」


  優輝菜「大袈裟ですよ!」


  古高「俺が優愛と夫婦になったら…

       優輝菜を母上と呼ぶのか…」


  優輝菜「死ぬ思いで産んだ子を
  
   老いぼれに嫁がせると思うか? 

      寝言は寝て言え…」


  土方「お前にやるくらいなら

   優愛はずっと屯所に置いておく
 
  まず、優愛を誰にも嫁がせる気もない」


     慶喜「親馬鹿だな…」


     西郷「あぁ」


     坂本「ケラケラケラケラ」




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