浅葱色に射す一筋の光




   夕餉の時間

  左之「お前…もぅ大丈夫なのか?」

  翔「全っっっ然大丈夫です!!!」

  左之「意味分かんねー。どっちだよ!!」

  平助「やっぱ…今夜は土方さんと…?」


    全員が私の顔をバッと見る……


  翔「約束なんで…やりますよ?」


     幹部は悲しげな表情…


  平隊士は「男色?」「小姓としての務めだ ろ?」「俺もあやかりてぇ」「副長は女ではも う満足できないのか…?」


 土方を見るとフンッと鼻で笑い、翔を見た 。


 土方「今夜は楽しみだな…期待してるぞ」

 翔「…………はいはい。自信はあるんで…期待してて下さい…」

 斎藤「なんとっっっ!!! 自信がある? 今一度勝負してくれ!!!」

 総司「明日…もう一度試合しましょう!」

   平助「俺もやりたい!!!」

   新八「俺とやりたいよな?

       俺はやりたい!! !」

  翔「気が向いたら…良いですよ…?」

  幹部「おっっっしゃあ~~~~~~~~~~ ~~~~!!!」

  左之「明日は俺と……なっっっ!!!」

  翔の肩を抱き、ベタベタと触れて来た。

  土方「左之…今日は俺んだ…翔に触れてくれる な」



  土方の鋭い目つきが左之を射抜いた 。





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