浅葱色に射す一筋の光




   
    スーーーーーーーーーー


      優輝菜「何?」


   麻呂「俺と祝言挙げよ?」


 優輝菜は乳搾り中につき

     クルッと後ろを向いた


   優輝菜「ねぇ…いい加減にしなよ
   
     私は麻呂を愛してない……」


   麻呂「それでも良い」


   優輝菜「麻呂に抱かれてる時

 歳のこと考えてても?歳の名前呼んでも

何も思わない?私は歳を愛してるんだからね」


  麻呂「……………………………………

    それでも良い…………………………」



 優輝菜は乳搾りを終わらせ麻呂の方を見た


優輝菜「それじゃ、麻呂は幸せになれないよ」


  麻呂「俺は優輝菜がいてくれれば

      それで良いんだ」


 優輝菜「私も麻呂も幸せになれないじゃん 

 ゴメン…麻呂…麻呂とは一緒にはなれない」


   麻呂「死ぬまで待ってる……」


  優輝菜「前に進みなよ…

      麻呂は格好いいんだから

      女の子なら沢山いる」


   麻呂「知ってる。でも

 俺は優輝菜じゃなきゃ駄目なんだ!!!」


  麻呂は私を壁に追いやり、kissをした


   優輝菜「やめっっっ!!!」


  麻呂は私の両手を掴み、頭上に掴み上げた


  麻呂「言ったよね?俺は諦めない」


   手を下ろし首にkissを落とした


     手は掴まれたまま


  ポロ ポロ ポロ ポロ ポロ ポロ ポロ


  優輝菜「やぁーーーーーー!!!」

    
   パタパタパタパタ   スパンッ!!!


  土方が入ってきて、目を見開き

     麻呂を引き剥がした


   そして、痛恨の回し蹴り!!!


  土方「慶喜さん、申し訳ありませんが

      日を改めてください」


  慶喜「あぁ。吉田はこっち来い!!!」


   首根っこ掴まれて部屋を出た


     土方「帰ろう。優輝菜」


   コクン  優輝菜は頷くだけ……




< 387 / 407 >

この作品をシェア

pagetop