浅葱色に射す一筋の光
土方の部屋にて
土方「先に風呂に行く」
翔「あ…待って!! 私が先が良い!!」
土方の返事も聞かず、部屋を飛び出し風呂 に入った。
風呂に入っていると…
幹部の面々が脱衣所で声が聞こえてきた。
あ~~~~~~~~!!!大変!!!
幹部の風呂の時間だった~~~~~(泣)
ガラガラガラガラ~~~
翔「……………………………………」
幹部「……………………………………」
私を確認して回れ右して戻ってくれると思 った私がバカだった………。
幹部「ありがてぇ~~~~~~~~!」
ちゃっちゃと体を洗って湯船に入ってきた。
翔「おいっっっ!! 出ろよっっっ!!」
沖田「まぁ…良いじゃないですか…
減るもんじ ゃあるまいし」
ニコッと笑って入ってきた。
翔「減る!減る!減る!減る!減る!」
と、ぎゃ~ぎゃ~騒いでると…
ガラガラガラガラ~
土方「っっっ!!!
お前らぁ~~~~~~!!!」
翔「ふふふ…さっさと出て行って下さいな…… 」と、最高の笑顔で幹部を見渡した。
土方「チッ!! ったく~」
ガラガラガラガラ~
土方は風呂の戸を閉めた。
翔「ささ…どうぞお引き取り下さい」
幹部「……………………………………」
ガラガラガラガラ~~
幹部「ニヤニヤニヤニヤ」
翔「何でそうなるっっっ!!!」
手拭いで下を隠して入ってきた土方。
翔「狭いっっっ!!! 出てけっっ!!」
左之「優輝…こっち来いよ~~」
翔「断るっっっ!!!ふざけるなっ」
土方「俺のとこなら来れるよな?」
翔「ふざけるでないっっっ!!!」
今の状況…
幹部と私は背中合わせになって
風呂に浸か ってギャイギャイ
言い争いをしている。
翔「私はもう上がる!
土方はしっかり温め て上がってこい!!」
私は手ぬぐいで体を隠し、
立ち上がると一斉に此方を見る幹部達。
翔「見るなら金取るぞ!! 1人一両!!」
幹部「高いっっっ!!!」