浅葱色に射す一筋の光
スッキリ!




   散髪脱刀令が発令された

   
  屯所の妻は夫の髪を切った。

     私も例外ではなかった。。。


  土方「俺は優輝菜にだけは

      切られたくない!!!」

 
     朝から大騒ぎの土方


  優輝菜「カッコ良くしてさしあげます」


  土方「副長命令だ!!

 優輝菜を部屋から出せーーーーー!!!!」


  優輝菜「……………………………………

      何でよっっっ!!!」


 土方「思い出せ!総司のあの髪の結い方!!

   俺に生き恥を晒せと言うのか!!!


  優衣が来たときも…あの男の髷を

   バッサリ切りやがったっっっ!!!

  お前には任せられないっっっ!!!」


   優輝菜「大丈夫……だよ?」


  土方「っっっ!!! どこら変が?」


  優輝菜「完璧にしてやる!! 

 私はハサミを持ってるからね?座れっっ!!」


  土方「総司ぃーーーーーーー!!!!」


  優輝菜「大人しくしないと切り落とすよ」


  土方の結紐を解いて櫛で髪を解いた


  優輝菜「私は歳の長い髪が好きだった」


  土方「短い俺も知ってるのか?」


  優輝菜「未来に残る歳の有名なホトガラは


 全部短髪。でも私は長い時の歳が大好き!」

  



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