浅葱色に射す一筋の光
翌朝
沖田だけでなく古株がゾロゾロ部屋に入ってきて…息をのんだ。
沖田は見慣れているが、
着乱れた翔の着流 し姿に興奮する三馬鹿。
いつもと違うのは…土方が着乱れた翔を抱き締めて寝てること。。。
左之「…こ…この状況は明らかに…」
沖田「いつもこんな感じですけど…
やはり… 少し違う寝方…。
…食べましたね…」
古株「……………………………………」
沖田「起きて下さい!!」と、
土方の肩を思い っきり叩いた沖田。
土方「…あぁ?痛ぇ~なぁ。優しく起こし やがれ!!! 翔! 起きろ…」と、
みんなの前で翔の上に覆い被さり、
接吻をした土方。
翔「おぃ…やめろ。ってか、重い!!
起きたからぁ~」
ヨイショっと土方をどかし着乱れたまま
胡座をかき、欠伸する翔。
翔「…………あ~れ~?みんな、
どうしたの ? あ、おはよ」と、言うと
左之「昨夜はどぅだったんだ!」
土方「…あぁ。未来の女の技術は上手いな… 体が溶けそうだった…」
翔が「良くできました」と、土方の頭を撫でると…
古株「………………今日は私(俺)と
勝負し て下さい(してくれ)!!」
翔「今日は体が痛いから明日にしてくれな い?」
みんな勘違いして真っ赤になった。
体が痛いのは昨日の試合のせい。
古株「じゃ…明日は是非私(俺)と!」
翔「あぁ…土方…どうしようか…」
土方「じゃ、総司、左之、平助、斎藤、
新八の順で。 ただしっ!
翔に勝つまでは駄目だからな!!!」
古株「うぉーーーーーーーーーー!!」
興奮して帰って行った幹部達。
土方「これでしばらく稽古に身が入るだろう」と…笑っていた。
この日より、倒れて隊務を休む平隊士が増え たのであった。