浅葱色に射す一筋の光
優輝菜が幕末に来て1ヶ月…
隊士に混ざり、稽古をしている翔がいた。
翔は一番隊に入り、沖田にしごかれる毎日
強くても、避けるだけでは意味がないと、
沖田は毎日、朝・晩と打ち込みを教えていた
「翔…何時になったら覚えるんだ!!!」
稽古になると言葉遣いがキツイ。
翔「10日やそこらで完璧になる訳ないだろ う!!!アホかっっっ!!!」
沖田「アホって言った? 今言ったよね? 」
これでいつも取っ組み合いに発展し、土方が止めに来て終わる。そんな日常。
刀も買って貰って巡察にも行くようになった
しかし…ある噂が流れた…
毎朝、沖田の胸の音を聞くと幸せになれる!!
噂が流れた翌日から、起こしに来た総司の 着流しを開け、胸の音を聞く翔。
……………………………………………
噂話を流したのは他でもない。優輝菜。
それは、沖田の胸の音を聞き、肺に異常が ないかどうか…怪しまれずにやりたいから。
翔「うんっっっ!!! 今日も1日良いことがありそう」と、ニコニコする翔。
土方「…誰だ。んな馬鹿な噂を流したのは ~~~。翔は俺の胸の音でも聞いてろ!!」
沖田「翔なら良いんです。翔だけなら……
最近じゃ、あの三馬鹿までやるんですからーーーーーー。
…………嫌なんですよ…」
翔「…土方の胸の音聞いて何かあやかれる の?」
土方「俺の胸の音聞きたい女は腐る程いる のに…」
翔「はいはい…」仕方ないから土方の胸の音を聞いてやる。
その間、土方は私を抱き締める。
居心地…………………………………悪ぅ。
翔「はい。良い音聞けた。ありがとう」
ふっと鼻で笑って土方から退いた。