浅葱色に射す一筋の光
翌日も翌々日も芹沢とお梅さんの所へ行き、色んな話をした。
ここでビックリ!芹沢は尊皇攘夷だった。
もしかして…芹沢が死んでなければ新選組は倒幕派になっていたのか…???
これって凄くない…???歴史的重大ニュースだよ!!!
尊皇攘夷との繋がりも密であり、話を聞いてて本当に面白い。
芹沢って…凄い悪役にされちゃってたけど、実は凄く良い人だった。
手荒な金策は近藤さんも土方もやっていた。 だから…芹沢は近藤さんと土方に罪を擦り付けられただけ? 本当の悪は近藤一派…?
でも証拠はない。まだ…暗殺まで少しある。様子をみよう。。。
芹沢「お前は近藤達が好きか?」
翔「もちろんです!芹沢さん達もです」
芹沢「ふっ!オナゴなのに何故血塗られた此処におる…」
翔「お梅さんもそうじゃないですか!
私は壬生浪士組が純粋に好きなんです。
此処に最期までいたい。それだけです」
芹沢「お前等は変わっとる…」
ふっ!と私と梅さんを見て目を細める
一瞬だったけど…笑った…?
そんな些細な事でも嬉しかった。
翔「お梅さんが芹沢さんを…芹沢さんがお梅さんを愛してるのが凄くよく分かります」
2人が見つめ合う時の眼差しが違う
芹沢「フッ! 餓鬼が何を言う…」
翔「お邪魔しました。また来ます!!」
芹沢「あぁ、邪魔だ!去れ去れ」
手をヒラヒラさせ、シッシッと促す。
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