浅葱色に射す一筋の光
それぞれの想い
翔「私も行かせて下さい!」
土方「ダメだっっっ!!!なんべん言わせるつもりだっっっ!!!しつけぇ!!!」
翔「私も何かしたい~!!!」
土方「お前は餓鬼かっっっ!!!お前は俺の小姓だ。俺に付き従え…」
翔「…じゃ~少しは外に出してよ!!」
土方「仕事が片付いたら連れてってやるから大人しく待ってろ!!!」
翔「貴様は遊廓行って憂さ晴らししてるから良いけど、閉じこもってる私の身にもなれ!!!」
土方「…俺に貴様と言ったな…?あ?
てめぇは自ら寿命を縮めたようだな…」
ジリジリ近寄る土方の右足を蹴り飛ばし部屋を出た途端、ダッシュで総司の部屋に飛び込んだ
スパーーーーーーーーーン!!!
総司「っっっ!!! わぁ!!!急に飛び込んでこないで下さい…心の蔵が暴れてます」
翔「そうですか。そんなことより…」
総司「そんなことではありません!! 良いですか? 私はあなたの上司でこの組にとってなくてはならない…聞いてますか?」
上司こと総司の話を無視し、押し入れに隠れる翔。
襖を閉める際「土方が来たらいないと伝えて!!」 スパン 翔は押し入れに身を潜めた。
スパーーーーーーーーーン!!!
土方「翔っっっ!!!」
総司「…ですから…私の心の蔵が保たないって言っているでしょう!! いつもいつも…」
土方「そうか。そんな事より…」
総司「そんな事よりじゃないです!!どいつもこいつも…」
土方「そうか。で、翔はどこ行った!!」
総司「……………………………………。」
総司「そこですっっっ!!!」
ビシーーーーッと人差し指を襖に向けた。
土方「ふふふふふふふふふふふふ」
襖に手をかけ、開くと…
翔「総司の裏切り者ぉ~~~!!!」
飛び出し、総司の部屋から飛び出すが、あっという間に土方により捕縛。
延々と続く説教の間に頭しばかれるは拳骨食らうは先程の屈辱を思い出したのか…プルプル震えだして立ち上がったと思えば回し蹴り…。
私、襖突き抜け…縁側過ぎり…
庭まで吹っ飛ばされました。。。
翔「か弱いオナゴになにしてくれてんじゃ~~~~!!
こんのクソボケがぁ~~~~~!!!」
立ち上がって土方にタックルをかますと
土方「叩っ斬ってやる!!!」