浅葱色に射す一筋の光
それを幹部全員、芹沢、近藤が陰から見ていたとも知らずに…
平隊士「お前…副長とやってんだろ?
俺達にもやらせろよ…体細ぇし、女みたいな顔してるし…」
翔「…副長の許可を…得て下さい…」
平隊士「ふっ!お前が黙ってれば良いだけの話だろ!!」
腕をねじ上げていた隊士達が押し倒し、首筋に舌を這わせた…
翔「…やらせたら…此処にいる事の許可を頂けますか…?」
平隊士「俺達がやりたい時、存分に楽しませてくれればな… ニヤッ!」
翔「………………………………………」
されるがまま歯を食いしばり耐えた。
いつの間にか…陰で見ていた面々が縁側に座り、傍観し始めた…
私と平隊士は気付かない。。。
翔「……あなた方も……壬生浪士組の為に…ずっといて下さいね…私はきっと…壬生浪士組の最後まで生きられないから…あなた方は最期まで…戦い抜いて下さい…お願いします」
平隊士「…お前に言われなくともそうするわっっっ!ニヤニヤ」
胴着を捲り、太股を撫で回す隊士達…
土方「……………良い眺めだ………」
平隊士「っっっ!!!」
ざざぁーーーーーーーーーー!!!
翔「っっっ!!! 何時から…」
近藤「…始めからだ!!!」
芹沢「土方の親族であり、小姓の翔を殴り、犯そうなど…ある程度の覚悟があっての行為か?」 芹沢の低い声が響く…
総司「……一番組としての自尊心と…覚悟は? 斬るけど…何か言い残す事があれば聞く!!!」
左之「一番組なのになぁ~」
新八「強かったのに…」
平助「勿体無い…はぁ…」
斎藤「……みっともない真似するな…」
山南「…ここは…我々に任せて翔は手当てを…」
武田観柳斎「こい…山崎の所に行くぞ」
土方「………俺が………殺す………」
翔「………何もするな……」
全員「っっっ!!!何故だ……」
翔「彼等も…壬生浪士組の一員…」
そう言って武田観柳斎と山崎の元へ…。
土方「………何故…いつもあいつに構う!!俺の小姓だと分かってんだろ!!あいつの意志だ。殺しはしない…だが…死に相当するほどの苦痛を味わうこった!
死んどきゃ良かったと思える苦痛をな…翔に与えた苦痛もたっぷり教えてやる!!
総司! 蔵…」
平隊士達はスッカリ意気消沈で総司によって捕縛された