浅葱色に射す一筋の光





 部屋に戻ると手当ての準備をしてまっていた烝。

  土方「流石…仕事が早ぇな」

  烝「翔を見張ってるさかい…」

  土方「頼むな…」 烝「はい」

  土方は翔を下ろすと部屋を出た。

  ま、今回は翔も大丈夫だろう…と、総司の部屋に来た。


   既に目を覚ましていた総司


   土方「あれは無様だったぞ…」


 総司「心得てます!くすぐって怯んだ隙に倒す手筈だったんです」


  土方「ゲラゲラゲラゲラ…良い余興だった。あいつは貰うからな…」


  ふんっとそっぽを向いた総司を見てふっ!と笑い部屋を出て自室へと戻った。


 翔「あ~!!歳…お帰り~」


 土方「おー起きたか…傷痛むか?たく相変わらず無茶するよな…お前は~」


  翔「…それが私なんで!少し痛いけど…刺されるよりはまし…」


  土方「当たり前だ!組の為を想うならジッとしてろよ?いつもいつも…」


  翔「はいはい。蔵行ってくる!!」


 土方「…なら…俺も行く」

  翔「え~~~~~~~~!!!良いよ。仕事して下さい!!!副長!」



 土方「……………………………………」






 
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