浅葱色に射す一筋の光
大和屋焼き討ち事件





  翔「起きて!!!忘れてた!!!」

    土方を揺する翔…

    土方「なんだよ」

  ものっそい眉間に皺が寄ってる

 翔「機嫌悪ぅ~~~~~~~!!!

そんな事より…芹沢さんが今日大和屋を焼き払う事件がある…止めて!!!」

     土方「…なにっ?」

 土方も飛び起きて近藤さんをたたき起こし、説明した。

 もぅすぐでかい仕事があるからこんな事してる場合じゃない!!!

    土方「総司に張らせよう」
 
    近藤さん「そうだな…」

  土方は総司を起こし、朝から一日中芹沢にくっついてろとの命令を出した。

  他の者はいつでも動ける準備を。

   私は安心して眠りについた。

  芹沢さん…お梅さんを…苦しめないでよ~!!

  
  6月3日  大和屋焼き討ち事件


 芹沢一派が大和屋に資金提供を要求、断られたために大和屋を焼き討ちしたとされる事件がきっか けとされている




     止められるかな……


  

  
  翔「芹沢さ~ん!! 甘味ご馳走して下さい!!」

 芹沢「悪いが仕事がある…梅と行ってこい」と、1両貰った。


 翔「一月分の団子を食えと…?」


 芹沢「いつも小汚ぇ格好してんじゃねぇ。
  少しは女らしく…」

 翔「シーーーー!!!私は男です。小汚くて良いんです…」と、芹沢の口を塞いだ。

 梅「ふふ…芹沢はんもそう言ってるんやし…行こーか!」

 芹沢「楽しめ!! あ~じゃじゃ馬…刺されんじゃねぇ~ぞ!! 梅を頼む…」

   取り敢えず梅さん捕縛完了!!

  二人街をフラついた。小間物屋…甘味処…

  芹沢さん…死んじゃうよ?分かってんの?


  はぁ~~~~~~~~~~~~~~。


  梅「…溜め息ばかり…幸せ逃げはるよ?」

      翔は挙動不審。

     不審者の何者でもない。。。

  目は血走り、辺りをキョロキョロ、ため息ばかり…

  翔「大和屋ってどこ?」

  梅「すぐそこや…」と、指さす先は…

  目の前の店。   大和屋…

  翔「……………………………………」マジか…。

  梅「なんやの?今日はおかしいで?」

  翔「………そうかなぁ?私はもうちょっと此処でお茶したいけど…梅ねぇどうする?」

  梅「うん…ええよ。ゆっくりしよか~」



  
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