カッパァ華
「公衆電話も見なかったしな……
知り合いにもここの場所を聞けないから仕方ないだろ。
まぁ、ここからでも夜景は、見えるんだから文句言うなよなー!」
辺りは暗くなり始め、村の灯りが点々と点いてきていた。
二人はその灯りを見ながら、まだ言い争っていた。
「あの村で人に聞いたらいいんじゃないの? ここはどこですかーって!」
「今更聞いたとこで、真っ暗になるだろ? 明日の朝からでいいやんか!
もう運転も疲れたしさ!」
「じゃあ、食事は? どうするの?」
「うるさいやつだなー。
分かったよ! 火を使えるような場所探してくるから……」
フミヤはそう言い残すと、山中に歩いて入って行った。
知り合いにもここの場所を聞けないから仕方ないだろ。
まぁ、ここからでも夜景は、見えるんだから文句言うなよなー!」
辺りは暗くなり始め、村の灯りが点々と点いてきていた。
二人はその灯りを見ながら、まだ言い争っていた。
「あの村で人に聞いたらいいんじゃないの? ここはどこですかーって!」
「今更聞いたとこで、真っ暗になるだろ? 明日の朝からでいいやんか!
もう運転も疲れたしさ!」
「じゃあ、食事は? どうするの?」
「うるさいやつだなー。
分かったよ! 火を使えるような場所探してくるから……」
フミヤはそう言い残すと、山中に歩いて入って行った。