カッパァ華
それを見ていたとおるが、振り返りゆっくりと離れようとしていたが、時すでに遅し。



「とおるも来てたんか! 今から探検することに決まってん! 行くぞー!」



いつ決まったのか分からないまま、とおると武志は、秀樹に見つかったことに覚悟を決めざるを得なかった。



「おとん! 少し探検してくるわ!
俺も夜の学校は、怖いけど好奇心には勝
てんわ! じゃあまた後でな、おとん」



そう言うと、秀樹たち3人は小学校の入口に向かっていた。



秀樹以外は、すでに真っ青な顔をしていたが。




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