カッパァ華
第4話……恩返し
秀樹とゆいは二人で毎日のように河童山に来るようになっていた。
「なぁゆいちゃん、なんでカッパァ死ぬんだろ?」
「わかんない……でも可哀想……」
「だよなぁ……なんでだろ……
なんで死んじゃうんだろ……
なんで…………」
「うわぁぁぁぁぁあ!」
秀樹がぶつぶつと考えながら獣道を歩いてると、うっかり足を取られ傾斜下に転がってしまっていた。
「いってぇ……」
斜面上から心配そうに声をかける、ゆいの姿があった。
「秀くん! 大丈夫! 立てる? 大丈夫?」
「大丈夫……でもいってぇ……」
その時だった。秀樹の目の前に何かが投げつけられて来た。
「え? なにこれ?
わ! カエルや! カエルが飛んできた!」
「え? いま何かが飛んだの見えたけど、それ……カエル?」
「そう! カエル! でも……これ死んでるんやけど……」
「なぁゆいちゃん、なんでカッパァ死ぬんだろ?」
「わかんない……でも可哀想……」
「だよなぁ……なんでだろ……
なんで死んじゃうんだろ……
なんで…………」
「うわぁぁぁぁぁあ!」
秀樹がぶつぶつと考えながら獣道を歩いてると、うっかり足を取られ傾斜下に転がってしまっていた。
「いってぇ……」
斜面上から心配そうに声をかける、ゆいの姿があった。
「秀くん! 大丈夫! 立てる? 大丈夫?」
「大丈夫……でもいってぇ……」
その時だった。秀樹の目の前に何かが投げつけられて来た。
「え? なにこれ?
わ! カエルや! カエルが飛んできた!」
「え? いま何かが飛んだの見えたけど、それ……カエル?」
「そう! カエル! でも……これ死んでるんやけど……」