サヨナラ恋
今年は猛暑でとてつもなく暑い…
なんでこんな暑い中学校に来なくちゃいけないんだ
そう思いながら私は小説のページをめくった
私には友達という存在がいない…
内気な性格もあるが、何かと聞こえすぎてしまう耳…
私は声のトーンや表情から嘘などを見抜けてしまう。。。
こんな耳なんて消えてしまえばいいのに…
だから学校なんて苦痛でしかない
恋の話に夢中の女子
いつまでも小学生気分の男子
ハァ…もう帰りたい…
ガラガラガラっ
「はーい、みんなすわってー!」
先生の一言でみんなが座り始める