兄妹愛の境界線


「わっ、わたし

飲み物買ってくるね…!」



立ち上がって

その場から動こうとしたその時




「澪ちゃん…!」



「………っ!」





優月くんに右手を少し

強めに引かれて







「一人じゃ危ないから、……俺も行くよ」



「うっ、うんっ…」




そう言われ私たちは

そのまま手を繋いで売店へと向かった



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