兄妹愛の境界線
「行くなよ、…澪」


「たっ、ただいま~…」




結局またちゃんとした返事もできずに

帰ってきてしまった…


次は本気ちゅーする…って

優月くんのことだから

きっと私をからかっただけだよね…?





「あっ!おいっ澪っ!」




携帯片手に葵が階段を走っておりてきた




「どこ行ってたんだよー!

めっちゃ心配したんだからなー!?

携帯も繋がらねぇーし……」



「ごっ、ごめんっ…!」



< 154 / 198 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop