兄妹愛の境界線


「隣いい?」




私が1人で端に座っていると

少し背が高めの爽やかそうな男の子が

ジュースのはいったグラスを持って

私の隣に座ってきた




「ジンジャーエールだけど、いい?」



「あっ、はいっ!ありがとうございます…」



「確か名前は……」



「たっ…多々良澪……です」



「澪ちゃんね。俺は優月!

普通に優月って呼び捨てでいいから!」



「うっ、うんっ!」





なんかすごく優しそうな人……


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