先生×私Ⅱ~隣の部屋の王子様~
Honey And Bitter
ん…………。
朝?
ゆっくり目をあけると横には啓太がいる。
ふと我にかえると……
は、裸じゃん!
昨日……ホントに……
思い出しただけで熱くなる。
と、とりあえず!
下着着なきゃ!
ベッドから起き上がろうとすると
急に身体を引き寄せられる。
「ひゃあ!」
「おはよ。菜月。」
「お、ぉぉおはよ。」
声が裏返る。
「今日休みなんだからゆっくり寝てれば?」
そ、そんなこと言ったって……//////。
「ふ……服を……。そ、それに!シャワーも浴びたいし……。」
「一緒に入る?」
「なっ/////////!!」
「ん?(笑)」
「は、入らないっ!ふざけてないで……もぅ……啓太も起きて!」
「はいはい、(笑)」
苦笑いしながら起きて着替える啓太。
私もササッと着替える。
「け、啓太……朝ごはん食べていく?」
「んー……。
食べないでちょっと外出て早めの昼にしねぇ?」
そう言ってメガネをかけ直す。
「それって……。」
もしや……
「デートしよーか。」
キャアアアア!
「うんっ!!じゃ、用意しなきゃ!」
「張り切ってんな(笑)」
「だって!!
ほら!啓太も一回帰って用意してきてよ、私も用意があるんだから!」
「はいはい、じゃ、10分後な。」
「え?じ、10分?」
「もっと時間欲しい?
もう10時だけど。」
シャワー浴びたいし……
でも……少しでも長く一緒にいたいし……。
「そんな困った顔すんなよ(笑)
じゃあ10時半に車のとこな。」
「う、うん!!」
30分……。
頑張れ私!
啓太が部屋を出た後ものすごいスピードで用意をする。