先生×私Ⅱ~隣の部屋の王子様~
「なぁ、啓太!菜月ちゃんとはどこで知り合ったんだ?」
マスターが厨房から声をあげる。
「え、あぁ、こいつ生徒なんだよ。」
え、言っちゃっていいの??
「ほぉ…………。ってことはなに、菜月ちゃんまだ学生か!」
「は、はい。」
「禁断の恋。イイネぇ。なんかエロイわ。」
「マスター……。菜月の前であんまりそーゆーこと言わないでくれる?」
「啓太の過去知ったらきっと菜月ちゃんドン引きだぞ?(笑)」
マスターが笑いながら話す。
「ちょ、ま、マスター!!」
過去?
「菜月ちゃん気になるよね?あのねー、啓太は昔……」
「うわぁぁぁぉぉお!!マスター!!」
啓太がかなり焦っている。
「啓太??」
「な、菜月…………いや、あの…………。」
??
「こいつなぁ、この顔だからモテたわけよ。そんで女の子たちナンパしまくって、友達の男子たちにさ その女の子を譲ってたわけ。」
「ちょ、ちょ、マスター!」
「譲ってた…………?」
「な、菜月!興味持つな!」