先生×私Ⅱ~隣の部屋の王子様~


大きな手に撫でられてドキドキする。


「今日、何の日かわかってるか?」


「ん?今日……?」


…………まさかね。

私の誕生日なんて知ってるわけ無い。


「んー…………なんだろ?」


「正解は、卵の特売日。」



「へ?」


「なんだよ(笑)重要だろ?」


なーんだ。

ちょっと期待してたのに。


なんてね?(笑)


「卵ねっ!大切!(笑)」


そう言うと啓太は寄りかかってる私の体に腕を絡める。



「け、啓太……?」


「菜月は本当に困ったヤツだな。」


「ふぇ?」


「なんでずっと黙ってんの?」


「な、なにが?」


突然 啓太が覆いかぶさるように私をソファーに押し倒す。

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